サウナハットは本当に必要?アウトドアサウナでの効果と選び方を実体験から解説
目次
サウナハットって、ただのおしゃれアイテムじゃないの?
まず、正直に言ってしまいましょう。サウナハットを初めて見たとき、「なんかおしゃれっぽいけど、本当に意味あるの?」と思いませんでしたか?筆者も最初はそう思っていました。フェルトやウール素材のふわっとした帽子を頭にかぶって、一体どんな効果があるのだろう、と。
しかし、岐阜・板取川のほとりにあるITADORI SAUNAの公式サイトのサウナで実際に使ってみると、その考えは180度変わりました。特に自然の中のアウトドアサウナでは、サウナハットの存在意義が一気に「本物」になったのです。
そこで今回は、サウナハットの基本的な効果から、アウトドアサウナならではの使うべき理由、そして選び方まで、実体験をもとにわかりやすくお伝えします。

イタドリサウナのオリジナルサウナハット
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そもそも、サウナハットにはどんな効果があるの?
たとえば、サウナ室の中で頭だけがやたら熱くなってのぼせそうになった経験、ありませんか?あれは、熱い空気が頭部に集中して体温が急上昇するから起こります。サウナハットは、その頭部への熱を遮断してくれる「断熱材」の役割を果たしてくれるアイテムです。
のぼせを防いで、サウナを長く楽しめる
なぜなら、サウナ室の中は上に行けば行くほど温度が高くなる構造になっています。頭は体の中で最も高い位置にあるため、どうしても熱の影響を受けやすい部位。サウナハットをかぶることで頭部への熱の伝わり方を穏やかにし、のぼせるまでの時間を延ばすことができるのです。
その結果、「もうダメだ、出なきゃ」と焦らずに、じっくりと蒸気と温もりを全身で受け取れるようになります。特に、サウナビギナーの方にとっては大きなメリットといえるでしょう。
髪や頭皮へのダメージを守ってくれる
加えて、サウナハットには髪や頭皮を乾燥・熱ダメージから守る効果もあります。高温の空気は髪のキューティクルを傷め、頭皮の乾燥を引き起こすことがあります。ウールやフェルト素材のサウナハットはその熱と乾燥をやわらげ、サウナ後の髪のコンディションを保つ助けをしてくれます。
実は、サウナ好きの女性がサウナハットを積極的に使うようになったのも、この「髪・頭皮ケア」の効果が広く知られたことがきっかけのひとつ。今や性別問わず、サウナ慣れしている人ほどサウナハットを手放せないアイテムとして愛用しています。
ちなみに、サウナイキタイなどのサウナ情報サイトでも、サウナハット着用者のレビューには「のぼせにくくなった」「サウナをもっと好きになった」という声が多数寄せられています。それだけ、使ってみると体感できる効果があるということですね。

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アウトドアサウナでこそ、サウナハットが輝く理由
一方で、屋内のサウナ施設とアウトドアサウナでは、サウナハットの役割が少し異なります。むしろ、アウトドアサウナのほうがサウナハットの効果をより強く感じられる場面が多いと思っています。
たとえば、ITADORI SAUNAがある板取川沿いの環境を思い浮かべてみてください。夏は木漏れ日と川風が心地よく、冬は雪が舞う中で薪ストーブがゆっくりと温もりをつくり出す。そんな自然の中のサウナは、温度のコントロールが施設によって異なりますし、外気浴との落差も大きい。
そのため、サウナ室内での快適な滞在時間をしっかり確保するために、サウナハットの役割はより重要になってきます。「もう少しだけ、この空間にいたい」——そんな気持ちを叶えてくれるのが、サウナハットです。
また、アウトドアサウナでは外気浴のときも帽子をかぶったままにすることで、外に出た瞬間の急激な頭部の冷えを防ぐことができます。特に秋冬の板取川は気温が下がるので、サウナ→外気浴→川浴びというサイクルをより快適に楽しむための実用的なアイテムになるのです。
さらに、ITADORI SAUNAのサウナは川沿いの豊かな自然の中にあります。木の香り、川のせせらぎ、鳥の声——そういった環境に溶け込む素材感のサウナハットをかぶることで、より「自然の中にいる自分」を感じられる気がするのは、なんだか不思議な話ですが本当のことです。

自然の中でととのう
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サウナハットの選び方|素材・サイズ・シーン別のポイント
だからこそ、いざサウナハットを買おうと思ったとき、どれを選べばいいか迷ってしまうのも無理はありません。種類がたくさんあって、価格もまちまち。そこで、選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめました。
素材で選ぶ:ウール・フェルト・コットン
もちろん、素材は最も重要な選択基準のひとつです。定番はウールやフェルト。断熱性が高く、サウナ室の熱をしっかりとガードしてくれます。また、水分を吸っても断熱性が落ちにくいのも特徴で、ロウリュ(水を熱した石にかけて蒸気を作る行為)を楽しむときにも頼りになります。
一方で、コットン素材のものは肌触りがやわらかく、敏感肌の方や暑さが苦手な方に向いています。ただし、断熱性はウールに比べるとやや劣るため、サウナ室の温度が高めの環境では少し物足りなさを感じることも。
そのため、アウトドアサウナでしっかり使いたい方には、まずはウール素材のものを選ぶのがおすすめです。
サイズ感:耳まで隠れるタイプが機能的
つまり、サイズ感も大切なポイントです。フィット感が弱いと熱が入り込んでしまい、効果が半減します。理想は頭全体をしっかり覆い、耳まで隠れるくらいの深さのあるもの。ただし、きつすぎると蒸し暑くて逆効果になるので、ゆったりとかぶれるサイズを選びましょう。
とはいえ、ブランドによってサイズ感は異なります。購入前にできれば試着するか、フリーサイズのもので口コミをよく確認してから選ぶと安心です。
アウトドアサウナ向けなら、耐久性と洗いやすさも確認を
加えて、アウトドアサウナで使うなら「濡れても大丈夫か」「洗濯できるか」という点もチェックしておきましょう。川に入ったり、ロウリュの蒸気たっぷりのサウナを楽しんだりすると、ハットも想像以上に濡れます。
また、自然の中で使うものですから、多少ラフに扱っても型崩れしにくいしっかりした素材のものが長く使えます。手洗いOKのウールフェルト素材なら、アウトドアサウナの環境でも安心して使い続けられるでしょう。
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サウナハットと一緒に、自然の中のサウナ体験をもっと深く
それだけでなく、サウナハットを持つことで「自分だけのサウナスタイル」ができていく感覚があります。お気に入りの一枚を手に入れて、板取川の自然の中でかぶる——それだけで、なんだか気持ちが整う気がします。
サウナ後の外気浴で、川のせせらぎを聞きながら空を見上げる。そんな時間を、もう少し快適に、もう少し長く楽しみたいなら、サウナハットはきっとあなたの心強い相棒になるはずです。
そして、せっかく板取川まで来るなら、一泊してじっくりと自然の中での時間を過ごしてみてはいかがでしょう。宿泊施設YOHAKUでは、余白のある暮らしをテーマに、田舎・自然・遊びをたっぷり感じられる時間をご用意しています。サウナと宿泊を組み合わせれば、朝晩のサウナを存分に楽しむことができますよ。
だからこそ、サウナハットをひとつ持って、ぜひITADORI SAUNAへ来てみてください。「これ、本当に必要だったんだ」と実感できる体験が、自然の中で待っています。

