そして、サウナ 外気浴のキーワードで検索しているあなたは、きっとその気持ちよさをもっと深く知りたいか、もっとうまく体験したいと思っているのではないでしょうか。この記事では、外気浴がなぜあんなに気持ちいいのかという理由から、より深く「整う」ための具体的なやり方まで、丁寧にお伝えします。
目次
そもそも「外気浴」って何?サウナとセットで語られる理由
まず、外気浴とは何かをおさらいしましょう。簡単に言えば、「サウナ→水風呂→外気浴」という流れの中の、最後のステップです。熱いサウナで体を温め、冷たい水風呂で一気に冷やし、そのあとに外の空気の中でゆっくりと体を休める——この3段階のセットが、サウナーたちが「整う」と表現する状態を生み出します。
一方で、「外気浴って、ただ外に出て休むだけでしょ?」と思っている方も多いかもしれません。しかし、それだけで終わらないのが外気浴の奥深さ。体の中で起きていることを知ると、この時間がいかに特別かが分かります。
なぜ外気浴はこんなに気持ちいいのか?体の中で起きていること
実は、外気浴中の体の中では、非常に面白いことが起きています。サウナで体温が上がると、心拍数が上昇し、交感神経(いわゆる「戦闘モード」の神経)が活発になります。そして水風呂でさらに交感神経が刺激されます。
その結果、外気浴に入ると、張り詰めていた交感神経が一気にほぐれ、副交感神経(「リラックスモード」の神経)へと切り替わります。この切り替わりの瞬間こそが、あの「ふわっ」とした感覚の正体です。なぜなら、この瞬間に脳内でβ-エンドルフィンやオキシトシンなどの幸福物質が分泌されると言われているからです。
さらに、血管の収縮と拡張が繰り返されることで血行が促進され、体の隅々まで新鮮な血液が届きます。サウナイキタイでも多くのサウナーが「整った」体験を語っていますが、その多くがこの外気浴の瞬間について書かれています。それだけ、外気浴はサウナ体験の中心にある時間なのです。

自然の中でととのう
「整う」という状態をもっと詳しく説明すると
つまり、「整う」とは医学的・生理学的に言えば、自律神経が整った状態のこと。ストレスや疲れで乱れがちな自律神経が、サウナ→水風呂→外気浴というプロセスを通じてリセットされるイメージです。
もちろん、感覚的には「頭が空っぽになる」「体が軽い」「なんか幸せ」というような言葉で表現されることが多いですね。難しく考えなくていいんです。ただ、その感覚の裏側にはしっかりとした理由がある、ということを知っておくと、外気浴の時間をもっと大切にしたくなります。
外気浴の正しいやり方|より深く整うための5つのポイント
では、実際にどうやって外気浴をすれば、より深く「整う」ことができるのでしょうか。ここでは具体的なポイントを5つご紹介します。
① タイミングを逃さない
特に大切なのが、水風呂から上がったらすぐに外気浴スペースに移動すること。水風呂から出た直後から、体の中では自律神経の切り替えが始まっています。そのため、タオルで体を拭いたり、スマホをチェックしたりする前に、まず横になれる場所や椅子を確保しましょう。
② 横になれる姿勢が理想
また、外気浴中の姿勢も重要です。立っているより座っている方が良く、できれば横になるのが一番。なぜなら、体を水平にすることで心臓への負担が減り、血液が全身に均等に行き渡りやすくなるからです。デッキチェアやリクライニングできるチェアがあれば、迷わず使いましょう。
③ 深呼吸を意識する
さらに、外気浴中にゆっくりと深呼吸をすることで、副交感神経への切り替えを助けることができます。鼻から吸って、口からゆっくり吐く。それだけで体がより深くリラックスしていくのを感じられるはずです。
④ スマホは見ない
しかし、意外と難しいのがこれ。外気浴中にスマホを見てしまうと、脳が刺激されて交感神経が戻ってきてしまいます。せっかく整いかけた自律神経がリセットされてしまうので、この時間だけはスマホをポケットにしまっておきましょう。ただそこにある空や風、音に意識を向けるだけで、体験の質がぐっと変わります。
⑤ 自然の中で行うと効果が段違い
加えて、外気浴の環境も非常に大切です。コンクリートの屋上と、緑あふれる川沿いの自然の中では、感じられる気持ちよさがまったく違います。風の音、木の葉のざわめき、川の流れる音——こういった自然の刺激が、リラックス効果をさらに高めてくれるのです。

緑の中で整うお客様
板取川沿いの外気浴が、なぜこんなにも特別なのか
だからこそ、ITADORI SAUNAの外気浴は格別なんです。岐阜県の山の中を流れる板取川のほとりに建つITADORI SAUNAの公式サイトをご覧いただくと分かりますが、ここは都会からは想像できないほど豊かな自然に囲まれた場所です。
水風呂から出たあと、川の音を聞きながら空を見上げて横になる——その瞬間の幸福感は、言葉ではなかなか伝えきれません。夏は青い空と白い雲、秋は色づいた木々、冬は澄んだ空気と静けさ。季節によって、外気浴の表情が毎回変わります。むしろ、これほど外気浴に最適な場所はなかなかないと、自信を持って言えます。
そして、板取川での外気浴をもっとゆっくりと、時間を気にせず楽しみたいなら、宿泊という選択肢もあります。宿泊施設YOHAKUでは、自然の中での「余白のある時間」をテーマに、暮らすように過ごせる空間を用意しています。朝の澄んだ空気の中でサウナに入り、外気浴でまどろむ——そんな特別な朝を体験してみてください。
外気浴は「何もしない」最高の時間
ところで、現代に生きる私たちは、「何かをしていないといけない」という感覚に追われがちです。仕事、SNS、タスク、予定——常に何かに追われている。そんな日常の中で、外気浴の時間は「何もしなくていい」唯一の瞬間かもしれません。
それだけでなく、外気浴は心のデトックスでもあります。頭の中のノイズが静まって、ただ「今ここにいる」という感覚だけが残る。この感覚、一度体験したらきっと忘れられないはずです。
とはいえ、最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫。まずは「スマホを置いて、ただ空を見上げる」それだけでいいんです。外気浴は難しくありません。体が自然と正解を教えてくれます。
ちなみに、外気浴の時間は人によって5分〜15分くらいが目安ですが、「整った」と感じたタイミングが正解です。時計を見る必要はありません。体の声を聞いてみてください。
そして、より豊かな外気浴体験を求めているなら、ぜひ一度、自然の中のサウナを訪れてみてください。都会のサウナとはまた違う、特別な「整い」がそこには待っています。

冬の『YOHAKU』

